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■現地の体感で「勝てるトーク」のヒントを得た!

■脚立に立って見えたものは!

   

■現地のことは現地で聞け!

■現地での体感で「勝てるトーク」の大きなヒントを得た!

■脚立に乗って見えたものは

Wさんの別荘建設予定地に行って、
興味を引く建物は全てと言っていいほど写真に収めてきました。

現地の周辺をひと通り観察すると、
ほとんどの別荘が平屋建て、
あるいは三角屋根の屋根裏を含めた二階建てということが分かりました。

 しかし、平屋とか屋根裏二階建ての提案では、
価格や自然素材で勝負できるかというと、
かなり不利になると思われます。

 そこで、ライバルが建築しない(と思われる)
建物あるいはその条件を調べてみました。

 まず、ライバルは大きな高額の建物を建築した実績がない。
大きな建物の設計が苦手。
山の上は風が強いことも、
二階の窓を広く取ると熱が逃げることも
現地の会社なら当然知っているはず。

 この別荘地は山の斜面を開拓しているのですが、
購入した建築予定地は斜面の頂上にあります。

 私は、設計士を同行して調査していましたが、
設計士は敷地調査に必要な写真を、
建設予定地のポイントから撮っていました。

 そのとき、閃いたのです。
建設予定地の真ん中に立って、
360度のパノラマ写真を撮ってみたのです。

さらに、東京に帰って思い出せるように、
気になるところは全て写真に収めておきました。

 脚立に乗って辺りを見回してみました。
「これは使える」と内心微笑みました。

山の頂上ですから、
この大パノラマを活かさないわけはありません。

ただし、赤松の木が高いので、
建物を建築した場合、
一階の居間からは浅間山が見えないでしょう。

また、山の斜面を下ったところに土台だけが残っている別荘地があります。
何年も前の台風で屋根が飛ばされてそのまま放置されているのです。
建物もほとんど朽ちて土台しか残っていません。

これも「トークの材料」に使えます。

■現地のことは現地で聞け!

 現地の人からもさまざまな情報となる話を聞きました。
「分譲地の頂上付近は冬はものすごく寒いですよ」

「高度が高くなれば温度が下がる」
「風が吹けば体感温度が下がる」
「建物に隙間があれば暖房した熱を奪われて部屋は暖まらない」

 まさしく、その地に長年住み続けないと分からないことばかりです。
こういった情報から「勝てる提案」と「勝てるトーク」を作ります。

 眺望を強調する。
山のてっぺんは景色がよい。
二階建てだと木々の遮りがないので素晴らしい眺望が確保できる。などです。

 だんだん提案する家の形のイメージができてきました。
   

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